Oysterhead/The Grand Pecking Order

Grand Pecking Order

Grand Pecking Order

PhishTrey Anastasio(Vo,G)、元PrimusのLes Claypool(Vo,B)、そして元PoliceのStewart Copeland(Dr)のトリオによる2001年リリースのアルバムです。 Rockの世界だと「変態」という言葉はある種尊敬の念も含めた誉め言葉として使われていますが、この言葉がピッタリくるサウンドですね。 メンバーの個性がぐちゃぐちゃに混ざり合って、非常に表現しがたい独特の世界を構築しています。 
断片を取り出すとPhish風だったりPrimus風だったりPolice風だったりしますが、全体としてはそのどれにも似てないですね。 強いていえばLes Clayoolの色が強めに出ている気がしますが、それにしてもPrimusとは似ても似つかない音であることには違いありません。 こういう混沌としたサウンドは手軽に聴くにはしんどいですが、好きな人にはたまらないもんがあるはず。 Stewart Copelandのドラムは相変わらず気持ち良くて変態の中の一服の清涼剤と言いたいところですが、他のふたりとのコントラストが変態化に拍車をかけてるような気がしないでもないですねw


これだけだとどんなサウンドだかさっぱりわかりませんが、amazonの詳細ページに飛べば試聴できるので興味のある人はどうぞ。