The Clinton Administration/take you higher

Take You Higher

Take You Higher

The Clinton Administrationプロジェクトの2作目(たぶんw)ですが、サブタイトル「The Songs of Sly and The Family Stone」どおりのトリビュートアルバムです。 2004年リリース作品。 パーソネルは、Kai Eckhardt(B),Michael Lee Firkins(Slide G,G),Cochemea(Cheme) Gastelum(Sax,Fl),Fareed Haque(G),Charlie Hitchcock(G),Eric Levy(Key),Stanton Moore(Dr),Chuck Prada(Per),Robert Walter(Key)。


アルバムタイトルはSly&The Family Stoneの超有名な「I Want To Take You Higher」からです。 A面トップ(ふるっ)を飾る同曲、元曲がボーカル入りなせいもあって曲の印象はかなり変わってますが、かっこいいファンク・フュージョンに仕上がっています。 他の曲も同様に良質なファンク・フュージョンですが、Kai Eckhardtの5弦ベースがいい味だしてますね。
んで、なんといってもMichael Lee Firkinsですw おそらくこれが一番新しい音源(リリースされた作品として)だと思いますが、かつてのスタイルを封印して超オーソドックスです。 音もプレイも。 ジャケ写にはヴィンテージのラップスティールギター(この写真の下のやつ)を演奏している姿が載っていますが、本作ではこのラップスティールギターでのプレイが大フィーチャーされています。 昔はアーミングでの疑似ボトルネック奏法がウリでしたが、いまや本物のラップスティールギター。 演奏自体はかなり達者だし、かっこいいですね。
昔からのMichael Leeファンには一抹のさびしさを感じさせるのも確かですが、今ソロアルバム出したらどんな音楽やるんだろ?という興味が沸いてきます。 元々、テクニカル面だけのギタリストではないので、楽しみです。 いい仕事期待してるぞ、Magna Carta。