チョコレート魂 / 松浦亜弥

チョコレート魂

チョコレート魂

今週発売、あややの新曲でございます。 シングルとしては2005年9月発売の「気がつけば あなた」以来のアップテンポなチューンということで、なかなか新鮮ですね。 アレンジャーの武藤聖児さんの趣味なのか、サウンドがモロに ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)風の懐古調なところは、おやぢなワタシにも優しい感じ。 めちゃキャッチー!とまでは言えない印象の歌メロだとか、詞の言葉使いだとか、若干気になるポイントはありますが、あややの魅力を十分感じさせてくれる仕上がりになっていると思います。


c/w の「ガツン」は、作家陣が同じ(作詞:三浦徳子、作曲:山沢大洋、編曲:武藤聖児)せいか、全体的にはタイトルナンバーに近いテイストですね。 ただ、詞の表現がやや陳腐に感じられる部分があって、そこが気になるかなあ… 真夜中の街がクールダウン(詞は英語表記)だとか、バイクに跨ってどうしたこうしたとか。 あと、"ガリレオみたい この地球を裸足で歩き回ろうか" という箇所があるけど、ガリレオってガリレオ・ガリレイ? もしそうだったとしたら、さっぱり意味がわかりません。 記号的に用いているだけで固有名詞としてのガリレオに深い意味はないのかもしれないけど、気になるものは気になります。 というか、この部分自体が唐突すぎるかな? いずれにしろ、謎は深まるばかりです。


□追記
編曲者を「武藤聖児」と表記していますが、これはジャケットにそう印刷されているからです。 で、アマゾンの方は「武藤星児」という表記ですね。 ググッってみると "聖" はこの CD 関連ばかりなのが気になります。 正しいのはどっちだろ?