Kiss! Kiss! Kiss! / Buono!

Kiss!Kiss!Kiss!(初回限定盤)(DVD付)

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本日発売、Buono! の 3rd シングルでございます。 タイトルナンバーは各種音源でさんざん聴いていますが、CD になるとまた格別ですね。 ボーカルの処理だとか各楽器の定位だとか、その他細かな部分もわかるし、なにより聴き疲れしないのがいいですw


この曲、いきなりアコースティックギターのみの静かなパートになったりだとか、長めのハーモニカソロをフィーチャーした間奏部分だとか、遊び心溢れすぎとも思えるアレンジですが、三人のボーカルとの相乗効果で、実に元気溌剌楽しそうな雰囲気に仕上がっているのがさすがの仕事ぶりです。 手数多めなドラムもウザくなることなく収まっているところなんかも。 
曲によってはボーカルのソロパートを立ち位置どおりに振り分けているものもありますが、この曲はすべてセンターに定位させていますね。 個人的には振り分けた方が広がりを感じられるので好きかな。 立ち位置と定位がマッチしていると、ヲタ勝手な絵を脳内に展開するのに好都合ですw


思わず "愛する人〜はれいにゃだけ〜〜〜" と歌いたくなるシンセで始まる c/w の「みんなだいすき」の方は、アニメ「じゅごキャラ」のオープニングだそうで、それにマッチした仕上がりです。 ハネたリズムでストレートにウキウキムード溢れる作りだし、そこに乗る三人の歌声がオケにフィットしていて楽しさ倍増って感じ。 歌の方はソロパートもいいですが、ユニゾンで声が重なるパートの相性の良さが際立っていると、今さらながら思いました。 それにしても、若さというのは武器になるな〜。


そして、両曲とも、すごく Buono! らしさが感じられるテイストに仕上がっているのが二重マルですね。 要するに既出のシングルやアルバムで作り上げてきた Buono! ワールドの延長線上にあるわけですが、こういうのはとても大事だと思います。 予備知識ナシにこの楽曲を耳にしたとしても、"あ、Buono! の曲だな" と感じたはず。 なかなか魅力的なユニットなので、しばらく続行して欲しいですね。