保田圭・矢口真里 ハロー!プロジェクト Singin' Night at STB139(2008.3.7 19:30〜) その2
当日のレポ(id:anomala:20080307#p1)の続きです。 セットリストは9曲、時間は約90分でした。 写真は STB139 のテラスから見上げる六本木ヒルズ方面です。
本編
ほぼ定刻にフロアの照明が落ちてライブスタートです。 今回のミュージシャンは宮原恵太(p,vo)、久保田邦夫(g,vo)、Asami(per,vo)というメンツでした(敬称略)。 宮原さんと久保田さんは、中澤ねえさんの回にも参加されていたようですね。 バンマスは久保田さんで、楽曲のアレンジも担当されたそうです。 使用機材は、宮原さんが YAMAHA のピアノ、久保田さんはアコなちでも使用していた Takamine のドレッドノートタイプのアコースティックギター。
1曲目のイントロと共に、ステージ上手奥から二人が登場です。 立ち位置は矢口下手側、やすす上手側の、この二人の時はデフォの並びでした。 衣裳は、矢口がサーモンピンク地に白いバラの柄があしらってある春らしい感じのチュニックブラウス+七分丈のジーンズ+ブーツ、やすすが白いワンピースにブーツでした。 髪型は、矢口が前髪をまっすぐに下ろして両サイドはウェーブをかけた感じ、やすすがシンプルに後ろの方でまとめた形。 ということで、セットリストに沿って適当に感想でも。
□セットリスト
M01.ガタメキラ(太陽とシスコムーン)
- アレンジはピアノ中心にシンプルにまとめました〜みたいな感じ。 リズムがやや単調だったのは惜しいかもしれません。 Asami さんのキックとか。
- 二人で交互に歌う形にバックミュージシャンのコーラス付きで、それなりに格好良かったですね。
MC1
- ここは簡単な挨拶みたいなの。
M02.香水(メロン記念日)
- この楽曲もシンプルなアレンジでしたが、ピアノが装飾音多めで、ちょっとオサレな雰囲気になっていたかも。
- 矢口が歌い出しでメインパート、やすすがハモリパートでしたが、交互にメイン/ハモリ担当を入れ替えていましたね。 矢口がメインパートをとった方が楽曲には合っていたような気がします。
MC2
- "スイートベイジルは初めての人?" と聞かれて手を上げる人が多かったですね。
- 以前ここでちらっと書いたことがあるネタですが、やすすが The Players のライブをなっちと一緒に観に来たことがあると言ってました。 あと、りょんりょん先生もライブをやったことがあるらしい。
- スペシャルカクテルの話題が出たところで、スタッフの人がカクテルを持ってきて二人に渡す。 矢口は本番前に一杯飲んだらしい。
- 圭ちゃんの話が長いとか言いながら、手に持ったカクテルを一口飲む矢口。
- みんなで乾杯した後、バンドメンバーの紹介。 Asami ちゃんが小さい事もネタになっていました。
- 矢口がリハ時間が短かったと語っていましたね。
M03.告白の噴水広場(Berryz工房)〜 都会っ子純情(℃-ute)
- 2曲メドレーで5分ちょっとくらいのサイズ。
- 「告白〜」は、イントロのコーラスがハッキリ聞こえるアレンジだったのもありますが、この二人で歌われるとモロにムード歌謡って感じw なかなか様になっていたし、面白かったと思います。
- 「都会〜」は、Asami ちゃんのパーカッション乱れ打ちが格好良かったです。 しかし、この二人に真顔で「心の中を見抜いて欲しい」の台詞を言われると、ギャグすれすれって感じですね〜w
MC3
- M03 の歌終わりで、やすすがステージ上手奥にはける。
- 最近ダンスをすると息切れが激しいとか、名古屋で ℃-ute と一緒に踊る姿がみれるかも?とか語る矢口。
- オリジナルは美輪明宏さんです。 ギター中心のアレンジでしたが、コードプレイが渋かったですね。
- 去年のお台場のイベント(id:anomala:20070811#p2)で、槇原さんが歌うのを客席で聴いていて感銘を受けたので、是非歌いたいと思って選曲したと語っていました。
- 機会があるごとに槇原さんの曲を歌っている矢口ですが、好きこそもののなんとやらで結構いい感じなことが多いし、この曲もそれなりに歌えていたと思います。 詞の具体的な世界観とは縁遠い世代とはいえ軸になっているテーマは普遍的なものだし、歌い手の思い入れの強さみたいなものは感じられた気がしますね。
MC4
- アルトサックスを手にやすす再登場です。 やすすが「ネックレス付けて来ちゃった」と言ったら、矢口が「どこで売ってるの? 浅草で1500円?」とか。
- M04 にからんでお母さんが大好きと語る矢口。
- 矢口「圭ちゃんとはもうすぐ10年になるけれど居心地が良くて空気みたい」→やすす「夫婦みたいな感じだね」→矢口「やだ。圭ちゃんと夫婦はやだ」
- カレーなら作っておいて暖めればいいから忙しい時にはカレーとアヤカに教わったので、そうか〜と思ってやすすはカレーを作ったらしい。 6食か7食続けてカレーだったそうで、STB139 で食事をして久しぶりにカレーじゃないものを食べたと語っていました。
- 「そんなカレー臭のする〜」で締めようとする矢口に対して、やすす「ちゃんとカタカナのカレーにしてくれる?」とかw
M05.恋におちて 〜Fall in love〜(小林明子)/ 保田圭
- ピアノ伴奏メインのアレンジ。 コーラス付き。
- サックス演奏は間奏部分で2フレーズくらいでしたね。 なかなか調子良さそうだったので、もうちょっと長くても良かった気がします。
- 歌はバッチリでしたね〜。
- すごい緊張したと語るやすすに対して、サックスを吹く時に表情が変わるのが格好いいと返す矢口。
- スタッフの受け売りで「カレー臭がするけどサックスは華麗」とか上手いことを言う矢口。
- イントロのパーカッションでラテンフレイバーが漂っていました。 宮原さんのピアノが割と自由な感じで、華麗なプレイで聴かせていました。
- 歌そのものはまあまあでしたが、リハ不足なのか、矢口は歌詞をちら見しつつ歌っていたし、やすすは歌詞を飛ばしていましたね〜。 う〜ん、惜しい。
MC6
- 今の娘。の曲はダンスとか難しいと語る二人。
- 保田<みっちーとかはさ、いきなりこういう難しい曲を覚えるんでしょ?
- 矢口<ちょっと待って。みっちーじゃない。みっつぃー。
- 矢口<みっちーだと違うみっちーになっちゃうから。
- やすすと中澤ねえさんと稲葉さんの三人で新橋演舞場でやっていた矢口参加の舞台を見に行った話も。 矢口によれば藤山直美さんはお笑いの神様だそうです。 打ち上げの2次会のカラオケで、藤山さんと二人でLOVEマシーンを歌ったらしい。
- やすすも舞台を控えてるらしい。 5月/6月か6月/7月のどちらかだそうで(いい加減だよなあw)。 2本あって、1本は時代物だそうです。
- 山分けクイズという番組に出た話(まだ OA されていません)。 矢口、やすす、吉澤さん他総勢6人で出たらしいですが、大変な事になったらしい。 ハロー!プロジェクト全体で勉強の方に気合いを入れないとダメだと語る矢口。
- 矢口・稲葉さんのバスツアーの話題もちらっと出ていましたが、コスプレでアニメソングを歌うかも?だそうです。 矢口「ワタシのコスプレに興味があれば是非参加してください」
M07.Never Forget(モーニング娘。)
- どうでもいいけど MC6 のお笑いトークとのギャップがすげえw
- やすすがメインパート、矢口が上ハモリのアカペラ歌い出しが決まっていましたね〜。 他の部分も、やすすがメイン、矢口がハモでした。
- サビ前まで久保田さんのコードストロークのみの伴奏というアレンジも良かったと思います。
- じんわりと染みてくるパフォーマンスですごく良かったんだけれど、間髪いれずに M08 に突入したので余韻に浸っているヒマがなかったのは残念でした。
M08.青春時代 1.2.3!(プッチモニ)
- 伴奏は、ちょっとドタドタしたというか、若干ノリが悪かったかも。 間奏のジャジーな雰囲気の宮原さんのソロパートは格好良かったですが。
- 1番は M07 と同様に、やすすがメインパート、矢口が上ハモリパート。 矢口のハイトーンはよいです。 後半はパートを交替していた気がします。
- 途中、やすすが歌詞を飛ばした(というか、間違いを誤魔化そうとした?)のが惜しかった。 一応、持ち歌なのでバッチリ決めて欲しかったですね。
MC7
- 水分補給で水じゃなくてドリンク台に置いてあったスペシャルカクテルを飲む矢口。
- 早いもので(ry → 客席「え〜〜〜」のお約束パターンあり。 矢口が「もう1回最初からやろうか?」と言っていましたが、出来がイマイチでやり直したいという気持ちもあったのかもしれませんね。
- 5月でデビュー10周年なので、うちらも何かやりたいと願望を語るやすす。 5月27日はみんなでお祝いしたい云々で、矢口「魚民とかでやりますか?」とかw
- 締めのトークを要約すると、歌を歌える時間があることが幸せ、だそうです。
M09.たんぽぽ(タンポポ)
- オブリなんかは省略されていましたが、割とオリジナルに忠実な感じのアレンジでした。 ギターソロは全然違うフレーズだったけれど、最後のキメのところはマネしていましたね。
- 歌い出しはやすすで、あとは交互にソロパートを歌う形。 ハモリのある部分は、メインパートとハモリパートを交替で担当していて、なかなか決まっていたと思います。
- 何回聴いてもいい歌だな〜と感動してしまうワタシは初代タンポポヲタ。
- 歌い終わった後は、伴奏に乗せて客席に向かって礼(下手側→上手側→中央)をしてから、ステージ上手奥にはけました。
とりあえず、こんな感じ。 時間の割には曲数が少なかったり、歌詞を飛ばしたりと、リハ不足が露呈するシーンもちらほらあって出来としてはイマイチだったのかもしれませんが、それを差し引いても良いステージだったと思います。 やはり、STB139 という、小さいながらもちゃんとしたライブ向けの会場だったのがポイント高いですね。 ラ・クロシェットでのカジュアルディナーショーのような、超密な空間も捨てがたいけれど、純粋に歌を楽しむのであれば、STB139 の方が数段上だなと感じました。 (あるのかどうかは不明ながら)次回も期待したいと思います。