Stranger In Us All / Ritchie Blackmore's Rainbow

孤高のストレンジャー

孤高のストレンジャー

CD を整理していたら目に付いたので久しぶりに聴いてみましたシリーズ。 1995年リリースの、Rainbow 再結成アルバムですね。 ボーカリストの Doogie White が割とソツのないタイプなのでそこそこ聴ける感じですが、全体的には楽曲の魅力が今ひとつといったところでしょうか。 Rainbow らしさを十分感じさせる楽曲もあるし悪くはないんだけれど、全体を通して聴くとなんかイマイチ。 可もなく不可もなくという印象を受けます。 まあ、この頃の Ritchie は、もはや HR/HM には興味が無かったのかもしれないし、多少なりとも 過去の Rainbow の残り香を漂わせる楽曲があるというだけでも聴く価値はあるのかもしれません。 「Black Masquerade」とかペールギュントを上手く使った「The Moutain King」あたりは面白いですね。


あと、これはウチにある USA 盤だけかもしれませんが、この手の音楽にしては音に厚みが足りないです。 良く言えばクリアだけど、ボトムが軽くて損をしている気がしますね。 他はどうなんだろ?