Compression / Billy Sheehan

COMPRESSION

COMPRESSION

こんな CD 持ってたっけ〜?と自分でも忘れているシリーズです。 いまさら説明の必要がない Billy の、2001年リリースのファーストソロアルバム。 全曲 Billy の作品ですが、ベース以外の楽器(ギターとかドラムのプログラミングとか)も自身で担当しています。 もちろん、ボーカルも。 ゲスト関係は Steve Vai がギターで「Chameleon」に、Terry Bozzio がドラムで「Oblivion」と「Bleed Along The Way」に参加している他、Simone Sello がキーボードとドラムプログラミング等で参加していますね。


サウンドは割とストレートな感じのロックかな? ほとんどの曲でベースがブリブリうなっていますがw 普通にハードロックな雰囲気のナンバーもあるけれど、全体的にはそれほどヘヴィではないですね。 割とバラエティに富んでいて、あえてカテゴライズしようと思っても、ピッタリ当てはまるジャンルは無いかも。 オリジナリティ溢れるサウンドでめちゃくちゃ印象に残るというわけでもなく、文章で表現するのは難しいですね。 Billy といえばベース演奏におけるテクニカルな面での言及も多かったりしますが、本作ではあからさまに技巧を前面に押し出した楽曲はないし、全曲ボーカル入りなところからも、音楽的な趣味を反映した作品なのかもしれません。 そいいう意味では、ファン向けアイテムと言えなくもない印象です。