中国のキットカット

ウチの会社はやたら出張が多い上に、気を利かせてお土産を買ってくる人もそれなりにいて、「○○さんより」と書かれたポストイットとともに各地(主としてヨーロッパと中国)のお菓子がテーブルの上に置いてあったりします。 普通は、一般的なチョコだったりクッキーだったりするんですが、中にはウケ狙いに走る人もいるわけでして…


こないだは上海かどっかのお土産として、小袋に入った色々なお菓子の詰め合わせみたいなのが置いてありました。 これが、もうろくでもないというか、なんというか。 もの凄い毒々しい原色のゼリーなんだかういろうなんだかよくわからないやつとか、口に入れるのに相当勇気がいるようなのばかりです。 
そんなのに紛れて、日本のと同じデザインのキットカットの小袋が。 せっかくのお土産をスルーするのもなんだからということで、とりあえずひとついただいてみました。 開けてみると見た目も普通だし、何も考えずに口に放り込んだんですが… 食感や味は基本的にはキットカットですが、なんというか、食品にはありえないフレイバーを感じるんですよね。 JAS というより JIS みたいな。 
中国での生産体制とか知らないし、そもそも本物のキットカットかどうかすら怪しいけれど、たとえ無害な成分だったとしても、食べた時の精神的ダメージですでに健康を害しているような気がします。 よくよく見たら KitKat じゃなくて KitCat とか書いてあったかもしれませんが、見た目に騙されるなというのが普遍的な教訓であることを痛感しました。