モーニング娘。 コンサートツアー2007秋 〜ボン キュッ!ボン キュッ! BOMB 〜 長野県県民文化会館(2007.9.30) その2

長野県県民文化会館
会場の長野県県民文化会館は、JR長野駅からやや離れている(約1km)のが難点ながら、若里公園が隣接しているのはいいですね。 今回はずーっと雨が降っていたのでアレでしたけど、天気の良い日ならのんびりするのに良さそうです。 建物そのものは、綺麗な外観に比べて中はややくたびれ気味かな。 ロビーがけっこう広いのは良かったです。
座席は1階が7列(き列)までフラット、その後から段差が付いていますが、やや低めな気がしますね。 2階は段差も普通にあって、最後列からだとけっこう高さを感じました。 ホールの音響は、残響過多というわけでもなく、ハロプロ系のコンサートには向いていると思います。

本編

吉澤さんとミキティが抜けてジュンジュンとリンリンが参加した形での最初のツアーであることと、スペシャルゲストの美勇伝がいることで、今までの娘。コンとは異なるテイストになっているような気がします。 特に、良い意味でのアクの強さを持っていたミキティがいなくなって、妙にコンパクトになった印象がありますね。 若返って元気溌剌な雰囲気もありますが、勢いだけで誤魔化しているとも取れなくはないかなあ… そう感じるのは、ぶっちゃけちゃうと、歌えるメンバーの割合が少なくなってしまったのが大いに関係していると思うし、セットリストにもそういう目論みを感じてしまいました。 まあ、演出や構成がマンネリ化している分、以前のツアーとの差が余計に際だってしまうというのはありますが。 娘。の場合は、メンバー構成が常に変化し続けているので、演出がマンネリ化する事自体はしょうがないかもしれません。
美勇伝の使い方については、アリかナシかで意見が分かれそうな感じですね〜。 個人的には一部を除いてナシですけどw タダのゲストではなくてスッペシャルが付いているだけに、大方の予想通りの展開かも?


以下、適当に感想でも。 長くなったので分割しました。 当然ながら、派手にネタバレしてます♪


今回はセットがかなりシンプルですね。 ベースは高さ80cmくらいの円弧状(カマボコ状かな)の台で、正面側が階段になっています。 んで、その後縁に沿って、高さ60cmくらいの幅が広めな通路がグルっと。 使い方からするとセット上段扱いですけど。 背景は中央にスクリーン、あと柱みたいな構造物が何本かあるだけです。 幅のあるセットの高さが低いので、後ろがガラガラだし、捌けていくメンバーも見えます。


□セットリスト(狼経由)
M01.ボン キュッ!ボン キュッ!BOMB ガール

  • オープニング SE は「女に 幸あれ」のストリングス風アレンジなインスト。 照明が消えている間に、セット上段に娘。達がスタンバって M01 スタートです。
  • 初めて聴きましたが、ブラスが派手なロカビリー風アレンジの楽曲で、なかなかいい感じかも。
  • 最初のレポどおり、ガキさんは怪我をのため、セットのベース下手側に腰掛けていました。 衣裳はキラキラしたミニワンピにゴールドのロングブーツだったんですが、ガキさんだけは左膝をテーピングしている関係で、ニーソックスに白いスニーカーでした。 スニーカーの紐がゴールドなところにコダワリが。

M02.SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜
M03.Hand made CITY

  • お馴染みの M02 と、ハイテンポでノリノリな M03 で、初っぱなから盛り上がっていましたね〜。 M03 はコール&レスポンスがあって、スクリーンに歌詞が表示されていました。
  • スケール練習みたいなというか、スケール練習そのものな間奏のギターソロがマヌケだ。

MC1 全員

  • ここは最初の挨拶みたいなの。 ガキさんの「長野県県民文化会館にお集まりの皆さん、こんにちは〜!」のフリで全員「モーニング娘。です!」から始まって、メンバーが自己紹介。 順番は、新垣→田中→道重→亀井→久住→光井→ジュンジュン→リンリン→高橋。
  • いつも思うんですが、自己紹介の一言コメントみたいなやつ、台本じゃなくて自由にやらせればいいのに。 ジュンジュンは一部中国語なので、客席を見て「おまいつなおっさんども乙」みたいな事言っててもわからないけどw
  • 一巡したところで、愛ちゃんが美勇伝を呼び込みます。 3人はセット中央後ろ側から登場。
  • 梨華ちゃんが「長野の皆さん、こんにちは〜! 美…」って、メンバーが自分の名前を言うところをすっ飛ばしそうになっていましたねw(昼)

M04.カッチョイイゼ!JAPAN(娘。+美勇伝

  • 歌のパートを全員で回すわけではないですが、ステージ上に同時に出ているのを目にすると、どうしてもハロコンっぽく感じてしまいます。 娘。は引っ込んでいた方が良かったかも?

M05.Please!自由の扉

  • 腰掛けているガキさんのところに愛ちゃんと亀ちゃんがやってきて、並んでしゃがんでいました。
  • スクリーンに CG とかステージ上の模様を撮っているカメラの映像が表示されていますが、最後に、れいなのアップから青空の映像にクロスフェードするところが格好良かったです。

M06.悲しみトワイライト
MC2 亀井・道重・田中・ジュンジュン・リンリン

  • さゆが仕切役。 ネタは "秋と聞いて何を想像する?" だけど、台本臭さがアレだ。
  • れいなが M07 の曲紹介のところでかむ→さゆが背中を押す→れいなよろける、というシーンがあって面白かったけど、スポットライトがれいなを正確にフォローしていたので、これも台本かなあ?

M07.チャンス(月島きらり starring 久住小春

  • 口パクですね。 記念隊では生歌だったから、こっちでも生歌でやればいいのに。

M08.好きな先輩(ジュンジュン・リンリン)

  • ここ、ものすごい違和感がありました。 う〜ん、どう見ても娘。には見えないですね。 極論すると、お正月ハロコンTHE ポッシボーが初登場した時と似たような印象を受けました。 一応、夏ハロコンにも行ったし日常でもハロモニ@とか見ているけれど、ふたりだけになると違和感バリバリなのは、外国人というのが大きいのかもしれません。
  • ふたりとも歌がかなり酷かったです。 まあ、日本語の歌詞で本来のスキルが発揮しにくい、というのはあるかもしれませんね。

M09.シャニムニパラダイス(高橋・新垣・亀井・田中)

  • ステージ中央に小さいトランポリン(直径2mくらい?)が置かれて、それを使ってベースと上段を行き来する演出になっています。 トランポリンといっても、派手に飛んだりはしないですね。 この曲かどうか忘れましたが、亀ちゃんが、まったく飛ばずにタダの踏み台みたいな使い方をしていたのが面白かったです。
  • 亀ちゃんも悪くはないけれど、やっぱミキティに比べると弱いなあ… 歌も存在感も。
  • ヘッドセットマイクを使っていました。

M10.いきまっしょい!

  • こちらは逆に、ミキティがいないのである意味安心して観ていられますねw

MC3 高橋・新垣

  • 愛ちゃん、息が上がり気味。
  • ここも台本トークでしょうけど、愛ちゃんがとにかくかみまくりで脱線しがちなのは面白いです。 いきなりガキさんに抱きついたりするし。

M11.じゃじゃ馬パラダイス美勇伝

  • 安直ともいえる振り付けと、妙な歌詞が印象に残りました。
  • ヲタどもの反応は微妙ですね〜。 ボーッと見ているだけのヤツが多すぎ(特に前の方)。

MC4 美勇伝

  • (昼)札幌のイベントの時に前日入りだったので、3人で自分達が出た音楽戦士を見ようとテレビの前に集合していたのに、しばらく別の番組を見ていることに気がつかなかった、というお話。 梨華ちゃんのミスということでふたりに突っ込まれてました。
  • (夜)三好さんが楽屋で話すようなことですけど〜と前置きをして、梨華ちゃんヤマダ電機のイベントで買い物しまくっていたお話。 勢いで地デジ対応テレビと "いっぱい録画できるDVD" を買いそうになったらしい。
  • 娘。達の台本臭い MC に比べると、自由な空気がいい感じでしたね〜。

M12.美 〜Hit Parade〜(美勇伝
M13.恋するエンジェルハート美勇伝

  • ここらへんは M11 より、ヲタどもの反応は良かったです。
  • 捌けるときに、梨華ちゃんが「11月にベストアルバムを出すのでよろしく」って言ってました。


その3 へつづけ!