Toy Dolls Japan Tour 2007 at DUO Music Exchange(2007.9.7)
本日は Toy Dolls 東京公演の2日目でございます。 会場は渋谷の DUO Music Exchange ということで、あの一角に行くのは、去年10月のなっちのアコースティックライブ(O-EAST)以来かな? 心配していた台風9号の影響も(たぶん)なさそうだし、楽しみだぜ!
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サクッと入場♪ がっつく客が少ないのか、200番台のチケットだったのに楽勝で2列目あたりに行けます。 もちろん、命は惜しいんで後方確保ですけどw それにしても、思ってたより客層が若いですね。 いきなり上半身裸のヤツとかいるのが、いかにもって感じw
□追記
この書き方だと入場した人がみんな後方に貼り付いてたみたいですが、若い整理番号のチケットを持っているのに開場時に来ていない人も多かった気がします。 とにかくスカスカだったし、お客さんものんびりドリンクを飲んでたり物販コーナーで買い物をしたりしてました。 ワタシは黄色いマフラータオルみたいなのを購入。 あと、ロッカーがなかったので入口横が臨時クロークみたいになってましたけど、500円は高いですね。 荷物がある人は渋谷駅やマークシティらへんのコインロッカー利用が吉でしょう。
本編
いや〜、ここ5年くらいで観たライブの中で、一番汗をかいた&疲れたかもw まがりなりにもパンクバンドのライブなんで、大事をとって後方のヘタレエリアにいたにもかかわらず。 真ん中から前は何でもアリだったんで、あっちにいたら疲れたでは済まなかったでしょうねw ライブそのものは、有名なナンバーが多めなセットリストでフロアの反応もバッチリ、かつメンバーのひょうきんキャラで楽しい雰囲気でした。
この会場は初めて入りましたけど、サブセンター外側みたいな位置にでっかい柱があるのがジャマですね。 キャパは1100人らしいですが、そこそこ埋まってました。 客層は上にも書いたとおり、若者が多めでしたねえ。 女の子もけっこういたりするのは、やっぱバンドのイメージにバイオレンスなにほいが希薄だからでしょうか。 まあ、バイオレンスどころか、ノリはほとんどコミックバンドみたいなもんですからねw
定刻をやや過ぎたあたりで客電が落ちてライブスタートです。 Europe「The Final Countdown」の SE にのせて、まっ赤なシャツを着たメンバーが登場! 一応機材を適当に書いておくと、Olga がいつもの Fender Telecaster(3本用意されてるように見えたけど、使ってたのは ButterScotch Blonde みたいな色のと Black の2本) に Marchall のヘッド(JCM800かな? キャビネットは不明です)、Tommy Goober(B)は MusicMan の Stingray でした。 The AMAZING Mr.Duncan(Dr)のキットは全然見えず。
□セットリスト
とりあえず、セットリストに沿って適当に感想でも。 ただし、ワタシは Toy Dolls の濃ゆいヲタとは言えないんで、セットリストそのものがかなり適当なのは言うまでもありませんw 曲名が間違ってるというよりも、抜けてる可能性があります。 何か突っ込みどころがありましたらコメント欄からお願いします。
M01 Dig That Groove Baby
M02 Dougy Giro
- Olga のおバカな日本語 MC をはさんでの定番曲連発で、フロアの皆さん、歌いまくりの暴れまくりで早くもヒートアップです。 やっぱ昔の定番曲はウケが良いみたいですね。 多少曲を知ってるくらいじゃ、なかなか歌えませんからね〜。 ま、ワタシの隣にいたヤツはすごい適当な歌詞で歌ってましたけどw
M03 The Death of Barry the Roofer with Vertigo
- ここで最新アルバムの曲が。 アルバムは持ってないけど YouTube で見た記憶が蘇りましたw
- この曲も、(ワタシ以外の)オーディエンスの反応は上々でしたね〜。 やっぱ、最新アルバムくらいはちゃんとチェックしておかないとダメか。
- 3曲しかやってないのに、もうシャツを脱ぐ Olga と Tommy ってw 脱いだシャツをフロアに放り投げてました。 ストリップのBGM?の Duncan のドラミング、けっこういけてたような気がします。
M04 Spiders in the Dressing Room
- こちらは昔のナンバーですね。 当然ながらオーディエンスの合いの手バッチリ。
- 曲終わりで、Olga の妙な日本語によるメンバー紹介です。 "ご紹介します。 この人の名前は? トミーグーバーでぇす!" みたいな感じ。
- "Surprise Time です" とか言うから何が始まるのかと思ったら、"これは… トミーさんのお腹でぇす!" で Tommy がベースを持ち上げてメタボ気味のお腹を見せる。 くだらね〜w
M05 Tommys Belly Waltz
- 短かっ。
M06 The Lambrusco Kid
- Tommy のベースソロ(というほどでもないかw)からこの曲に。
- こちらもオーディエンスの歌と合いの手がバッチリでしたね。 合いの手はわかりやすいというか印象的なのもありますが。 オ〜オ〜オレオ♪
M07 Nellie The Elephant
- おそらく Toy Dolls のナンバーで一番有名なのはこれでしょう。
- 例の "ぉぉおおお〜〜〜〜〜" のパート、皆さん楽しそうにやってましたねえ。 待ってました!って感じ?
M08 I Caught It from Camilla
- このセットリストの中では、クールな雰囲気のナンバーですが、なかなかかっちょ良かったです。
M09 Bless You My Son
- イントロで歓声が。 皆さん歌いまくりでした。
M10 Toccata in Dm
M11 Alecs Gone
- さすがに "Alecs Gone,Alecs Gone" のオーディエンス大合唱は決まってましたね〜。 静かなパートのところを一緒に歌ってる人もちらほらと。
M12 Yul Brynner was a Skinhead
- Olga が一旦ステージ下手袖に捌けてから禿ズラ被ってキターw しかし、アホな曲だよなあ、これ。
- 間奏の速弾き定番リック(超短い)をきっちり弾くところが、すごく良いです。 この手の曲調だと、ラフに弾く人が多いんで。
M13 Wakey Wakey Intro
- 脳天気なテーマメロがバンドのイメージにぴったり。
M14 Stay Mellow
- Olga がタイトルを言わなかったら、思い出すのにひと苦労だったかもw
- "オ〜オ〜オ〜" のところは決まってたかな?
M15 Olga I Cannot
- 前半の Olga 弾き語り?のパートは、そこはかとなくしみじみとしてて良かったですね。
M16 Idle Gossip
- 前振りで "僕たちの一番好きな街はロンドンです" → 客ブーイング → "うそ! 東京です!" → 客イェ〜イ みたいなのありました。
- メジャーなナンバーですが、テンポが速すぎて一瞬なんの曲かわからなかったりしてw
M17 I've Got Asthma
- Asthma(喘息)に罹って青ざめて夜も寝られない(超いい加減訳)みたいな歌詞の歌なのに脳天気すぎて笑えます。
M18 Blue Suede Shoes
- Tommy と Duncan がリズムを刻んでる間に、Olga が一旦ステージ下手袖に捌ける。 んで、リーゼントのかぶり物にブルーのガウンという、ほんとにおバカな格好で再登場w
- スロー(というかオリジナル)テンポで歌い出してブーイング、というお約束はバッチリ。
- 生で聴くとアホさ加減倍増ですね。
M19 Wipe Out
- こちらは生で聴くとかっけ〜。
- "ありがとうございました!おやすみなさい!" で上手捌け。
〜 Encore 1 〜
M20 When The Saints Go Marchin' In(Traditional)
- Olga のギターソロで始まって、リズム隊が被せてくるパターンでした。 背中(というか頭の後ろ)でギターを弾きながらの登場。
M21 Glenda & the Test Tube Baby
- イントロのアカペラパート、雰囲気はばっちりでしたがオーディエンス合唱はいまひとつだったかも? 曲中はなかなか良かったですね。
M22 She Goes to Finos
- さすがにメジャーなナンバーだけはあって、オーディエンスとの一体感が凄かったです。 イントロだけで沸いてました。
- 確かこの曲らへんだったと思いますが、クラウドサーフしてる女子がいました。 もしワタシが女の子だったとしても、モッシュはともかくサーフする勇気はないだろうなあw
〜 Encore 2 〜
M23 You Won't Be Merry on a North Sea Ferry
- 後方も含め、フロアの皆さん合いの手入れまくりの歌いまくりのノリまくり(+前方は暴れまくり)。
- 勢いのある楽曲でスパッと締めるパターンってなかなかいいかも。
最後、Olga が "28年間ありがとね〜" と言ってましたねえ。 一応、はてなマーク付きながら "OUR LAST TOUR" ということらしいですけど、この先の展開は?
とりあえず、こんな感じ。 約70分くらいのセットでしたが、とにかく疲れました。 ワタシ程度のファンでも知っているナンバー満載のセットリストな上に、怒濤のスピードと展開で休憩してるヒマなんかありません。 最後の方はモッシュエリアから退避してくるお客さんもけっこういましたね。
Toy Dolls って、コミカルなイメージを前面に押し出してますけど、演奏はタイトで上手いし、楽曲はポップでキャッチーだし、言うことないですね。 今回は日本では10年ぶりの単独ライブだったそうですが、また機会があれば是非参加してみたいです。 う〜ん、楽しかった!