GAM 1stコンサートツアー2007初夏 座間公演(2007.5.26-27) その2

ハーモニーホール座間
とりあえず2日分まとめて感想でも。 ハロプロ系コンサートでは終演後に"○○最高!"ってコールを、まるでルーティンのようにやってますけど、今回のツアーは今のところ誰もやっていないのが象徴的です。 終演直後の会場の空気がサバサバしてるというか、明らかにテンション低いですね。 2日目夜は、あややがあの手この手で盛り上げようと奮闘してましたが、そもそもコンサートの構成自体がアレなもんで、限界があると思います。 あと、ミキティの件が完全スルーされている事が不満なヲタも中にはいるかもしれません。


セットリストから限界が見えているんで、残りの公演に対するワクワク感も少ないし、期待はずれ感が半端じゃないんでしょうね。 ルーティンワークをさぼるなんてのは、よっぽどのことですから。 こうなったら全体は無視して、個々の楽曲のパフォーマンスだとか、MC を含めたディテールで楽しむのが吉です。 今回のツアー、監督さんが誰なのかは知りませんが、いじりたがる人ならさっそくいじってくるような気がしますが、はたして…


んではネタバレでセットリストにそった感想でも。

本編( MC以外)

セットリストは狼経由、()内はオリジナルアーティストです(書くまでもないですねw)。 全18曲で公演時間約90分のセットです。


M01 甘い誘惑

  • オープニングの SE にのせて、セットの回転テーブルがくるりと回ってふたりが登場という趣向になっています。 下手側があやや、上手側がミキティ
  • 衣裳はレインボーメタリックな光沢のミニワンピで、ふたりとも同じデザイン。 足元は巻き巻きリボンなサンダルで色は衣裳と似た感じだったかなあ? 帽子を被って登場しますが、曲の途中で舞台袖に放り投げます。
  • 間奏とかでステージ両側の高台みたいなところにやってきて客を煽ります。 2日目夜は、あややが頭の上で手を叩きながらクルリと1回転してましたね。
  • とりあえず盛り上がるのでオープニングにはピッタリなナンバーだと思います。

M02 LU LU LU

  • 1曲目で客席を暖めた後にコレっていうのは狙いがよくわからないですね。 
  • ライブでは初披露ですけど、特に感想はなしかな。

M03 愛情オアシス

  • 曲のテイストに合わせて、振り付けもちょっとアジアンな雰囲気です。 ちなみに、本ツアーのコレオグラファーはお馴染みの YOSHIKO さん。
  • ミキティのパートはボーカルトラックを被せてるように聞こえました。
  • 曲終わりで、ステージ中央奥で衣裳チェンジ。 上に着てるのを脱ぐだけですけど。

MC

  • ここは軽い挨拶みたいなの。

M04 イチャイチャ Summer

  • 衣裳は、ちょっとくすんだパステルカラーのミニワンピで、あややがグリーン系で肩の部分有り、ミキティが水色系で肩出しです。
  • 2日目にミキティがちょっと恥ずかしいと語ってましたけど、歌に合わせて妙に可愛らしいフリが付いてますね。
  • 1番はあややが下手側端、ミキティが上手側端で歌います。 2番は逆。
  • 1stアルバム収録曲では異色のナンバーで可愛い二人が堪能できるのはいいんだけど、この位置に入れると前後とのギャップがすごいですね。 そういう狙いなのかな。

M05 SHALL WE LOVE?(ごまっとう

  • 早くも衣裳チェンジで、シルバーメタリックなセパレート。 ボトムはショートパンツ+パレオみたいな定番のやつ。
  • GAM じゃなくて、ごっちん抜きのごまっとうとしか言いようがないのは微妙だw 歌もワンハーフだし、こういう中途半端なのは止めればよかったのに。

MC

M06 好きすぎて バカみたいDEF.DIVA.)/松浦亜弥

  • 持ち歌はソロコンサートでも聴けるから特別感を出す、という理由でこの選曲だと語ってました。
  • 2日目夜は、とにかく客を煽りまくりでしたね〜。 久々に"もっとちょうだ〜い!"も聞けたしw マイクはずしてなんか言ってましたけど、んなもん聞こえるわけがねえ。 ひとしきり煽って満足したのか、両手で大きく○つくってました。
  • 歌そのものはちょっと力入れすぎな気が。 まあ、煽ってるし勢いなのかもしれませんね。

M07 シャイニング 愛しき貴方(カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。))/藤本美貴

  • 上手側高台に衣裳チェンジして登場です。 デザインは、ゴールドでスリムなシルエットの、ゴージャスです!って感じのドレス。 左側に髪飾り付で、足元も同色のサンダルだかミュールみたいなやつ。
  • どうしても歌いたくてこの曲にしたと語ってましたね。 元々ミキティのイメージが強烈な楽曲なんで違和感はないけど、他の曲の方が良かったなあ。

MC

M08 蜃気楼ロマンス

  • この曲、雰囲気が暗すぎるという点でイマイチかも。 曲調自体も淡々としてるんで、歌で聴かせるという程でもないし、中途半端な感じですね。

M09 メロディーズ

  • 聴き慣れているという点で、M08 よりは取っつきやすいかもしれません。
  • フリはテレビ番組等で披露されていたのと同じで、特にアレンジされていなかったと思います。 あややミキティの脚を指でなぞるところでヲタども反応しすぎだw

M10 愛の船

  • 純粋にふたりの歌唱に着目すると、なかなか決まってたような気がします。 が、歌詞の世界観というかスケールを感じさせるところまでは行ってないかなあ。 こういうカラオケコンではなかなか難しいかもしれませんね。

M11 熱い魂(新曲)

  • 今回のツアーのために用意された新曲です。 曲調はシンプルなロック調で悪くないかも。 アレンジはドラムのパターンとかギターのカッティングでバンドっぽいテイストを醸し出してます。 歌詞に"マニフェスト"とか入ってるところはいかにもって感じですねw
  • サビの部分は拳を振り上げるようなフリがついていて、当然ヲタどももやってます。

MC

  • 究極の選択みたいなコーナー。

M12 ここで キスして

  • あややが捌けて、1番はミキティひとりがステージ上に。 間奏で衣裳チェンジしたあややが上手側の回転テーブルから登場して2番を引き継いで歌います。 あややが歌ってる間に、ミキティも同様に衣裳チェンジという趣向。
  • CD 音源でも思いましたが、この曲はちと臭すぎる気がしますね。

M13 From That Sky 〜替え玉は硬メンで〜(松浦亜弥

  • Bon Jovi キター。
  • 衣裳はちょっとメタリックっぽい赤のセパレートで、バラというか花がモチーフの柄かな? 足元は赤ラメな感じのロングブーツで、髪飾りも赤い花、全体的に赤で統一されています。 トップのデザインが微妙に違っていて、ミキティの方は普通の肩紐が付いているタイプ、あややの方は紐を首のところに回すタイプでした。
  • 去年の春コンでメドレーの一部として歌われていた曲ですが、あの時に比べると歌い方が少しまろやかというか、適度に力強い感じ。
  • 曲の最後の方で、スタッフがステージ上段にマイクスタンドをセット。

M14 純潔 〜Only〜

  • マイクスタンドに自分のハンドマイクをセットして歌います。 両手が空くので、両手を使って印象的かつ簡単なフリをやってました。 なので、ヲタどももマネしてました。
  • ライブで聴いても、CD 音源と大差ない印象かなあ? やっぱ、古臭さが鼻につきますね。 M13 と M15 に挟まれてるのも、ネガティブな印象に拍車をかけてるような気がしないでもない。

M15 涙GIRL(藤本美貴

  • これはヲタども期待の1曲ですかね。 残念ながらソロではないですが、なかなかよろしいんではないでしょうか。
  • ミキティは自分の持ち歌なのにぜんぜんリズムに乗れてないですw 彼女の弱点がモロに出てしまってる感じで惜しいなあ。
  • サビは M11 と同様に、拳を振り上げるようなフリで煽られまくり。 当然ヲタどももやってますが、高速なんでけっこう疲れるかも。

M16 FAMILY

  • グッズとして売ってるマフラータオルを振り回すような演出になっています。 今のところ、ステージ上でのセールストークはないですねw
  • 曲調は単純ながらノリがいいんで、とりあえずは盛り上がってたような気が。

Encore


M17 …H

  • アンコール明けでいきなり曲が始まります。
  • 衣裳は銀の装飾がついた白いタンクトップに、銀のショートパンツ+パレオみたいなの+銀のブーツで、お揃いです。
  • ライブだとオケの細部が全然聞こえなくてリズムが強調されるんで、テイストがだいぶ変わりますね。
  • 間奏部分のダンスがけっこう凝ってました。

MC

  • 最後の挨拶ですけど、わりとあっさりめな感じ。

M18 Thanks!

  • ラストがこの曲って、どっかであったなあw あの時と同様、皆様に感謝の気持ちを込めてということらしいですけど。
  • サビの"ありがとう♪ありがとう♪"の部分で、ミキティが客席に向かって深くお辞儀をしていたのが印象に残りましたね。 あややは全然やってなかったので余計に。 例の件に関しての、ミキティなりの意思表示のひとつなんでしょうか。

とりあえず、こんな感じ? 最後は客席に手を振りつつ、ステージ中央奥から捌けていきます。 2日目夜は、あややが見えなくなる寸前に、よっしゃ!みたいなポーズをしてましたね(ステージ裏で)。
M13 以降の流れはまあいいとしても、M05 〜 M09 あたりがイマイチすぎる感じですかね〜。 他にも並びとしてどうよ?と思える部分もあるし、そもそも GAM の1stアルバムがアレなもんで、煮え切らない感じです。 初日にも書きましたが、ふたりでハロコンやってるみたいなノリなんで、GAM に拘りすぎて自滅してるような印象ですね。 ソロコーナーがもう少し充実していればとは思いますが、構成の狙いは明確なだけに、歯がゆい感じです。