ハロ☆プロ オンステージ!2007「ROCKですよ!」 千秋楽

日本青年館
いや〜、セットリストの一部変更やらダブルアンコールやらで、実に千秋楽らしい公演でしたね。 これで6日間全11公演が無事終了したわけですが、新機軸としては中々な出来で楽しめたとはいえ、いろいろと不満な点もありました。 安直に言ってしまうと、お行儀が良すぎるというか型にはまりすぎてるというか。 カラオケを生バンドに置き換えただけじゃねーかと言われてしまうと、おっしゃる通りでと言うしかないのが辛いところです。 もちろん、カラオケでは出せない味はあるんで悪いわけじゃないですけどね。 生演奏によるライブ感なら、ディナーショーの方が上かな。 ハコを含めたフォーマットが違うんで単純には比較できませんが。 それにしても疲れるw


□千秋楽
ワタシの席は2階D列真ん中らへんだったんですが、C列が関係者席だったのか(スタッフパスとか提げてる人もいたし)皆さん着席で、期せずして立ち最前になったのはラッキーでした。 見晴らしも音もバッチリ。 あと、最前のB列には、どう見てもヲタとは思えない、ちょっとかっちょいい系な兄ちゃんが数名いましたけど、もしかしてダンサーとかあの辺りの人達なのかな? 投げやりな拍手とか、いかにも業界関係者って感じでした。


本公演はDVD撮りをしていて、最前列前にレール付カメラ、1階H列前の通路両端と2階最前列の両端にもカメラがありました。 そのせいかどうかは不明ですが、MCがあんまり脱線してなかったのが惜しかったですねw この公演はMCがけっこう面白かったので。
そんなMCで印象に残ったのは、ごっちんが客席に向かって「この中で初めて来たっていう人?」と言って、それに応えて手を上げたヲタを見て「ちょっと待って。いや、確実に何回も来てます。」と返したところかな。 そもそも手を上げたヲタ自体、すげえ少なかったんですけどw あと、柴ちゃんが持ち前のウザさを最大限に発揮して、ボイスパーカッションのスクラッチやってたのがよろしかったです。 ウザカワイイって新しいかもしれませんw


セットリストは「恋愛戦隊シツレンジャー」から始まるセットでした。 アンコールの日替わりだったシャ乱Qナンバー「いいわけ」と「My Babe 君が眠るまで」は、両方披露してましたね。 前者を斉藤瞳大谷雅恵村田めぐみで、後者を後藤真希柴田あゆみで歌ってましたが、「いいわけ」は出だし若干失敗気味だったような気が。



アンコール終了でメンバーが捌けた後、ステージ上の照明がそのままだったんでダブル・アンコールへの期待が高まる中、ヲタどもは何故かバンザイとかやってましたw すげえ短いコールでメンバーが再登場。 挨拶だけかと思ったらバンドメンバーも登場して定位置に着いたんで、今度は何やるかに注目が集まります。 
で、「スクランブル」だったわけですが、個人的にはメロン記念日の曲でも良かったなと思いました。 「スクランブル」も定番曲で悪くはないですけど、メロン記念日の文字通り"記念日"前日なわけですし、「スキップ!」とか「ENDLESS YOUTH」あたりで締めればより一層印象的な公演になった気がします。 一応、最後の最後に、みんなで"おめでとー!"とか、メロン記念日を代表して、斉藤さんの7周年についてのコメントがあったりはしましたが。


その「スクランブル」ですが、生演奏で披露されるのを聴くのは初めてなんで、新鮮な感じ。 アレンジがオリジナル尊重路線ながらバランス的にボトム強めだったんで、ちょっと変わったテイストでしたね。 鈴木さんのディレイのかかったギターも効果的だったと思います。 あえて言えば、歌バックでキーボードの音量が小さめだったかな? つうか、この公演、ワタシの参加した回はだいたいキーボードの音量が小さすぎだったような気がしないでもないな…



公演終了のアナウンスの流れる中、ハロプロ系では恒例の○○最高!コール→バンザイで締め。 と思ったら、最後は"ハッピバ〜スデイ〜メロン〜♪"の大合唱が起こりました。 今までのDVDマガジン類とか見てると、客席の声は確実に舞台裏に届いているはずなので、ヲタどもの歌声も本人達に聞こえていたと思います。 中々退場しない客というのは、主催者側から見れば迷惑かもしれませんが、ライブ会場というのはそんなにドライな場所じゃないですからね。


ごっちんメロン記念日、バンドメンバーの皆さん、スタッフの皆さん、そしてヲタども、お疲れさまでした。


続きはいつになるか不明だけどつづけw