Vinnie Colaiuta,Robben Ford,Jimmy Haslip/Jing Chi

JING CHI

JING CHI

Tone Centerレーベルから2001年にリリースされた、職人トリオ?のアルバムです。 収録されている楽曲が、ボーカル入りナンバーを除くとやや無機質な感じなのが多いんで、プレイ・オリエンテッドな方向性ですかね。(こんな言葉あるのかどうか知りませんがw) 全体的に淡々としてるんですけど、抽象的というわけではないので、聴いててつらいってことはありません。 どちらかというとミディアム・テンポの楽曲が多く、丁々発止のインプロ大会みたいなのを期待してると肩透かしを食うかも?


とにかく、VinneとJimmyのリズム隊は超強力です。 Vinnieが叩いてるパターンとか、いつもどおりの複雑さなんですが、ノリそのものが気持ちいいってところがさすがですね。 Jimmyとのコンビネーションもバッチリで、空間多めなアレンジにもマッチしていると思います。 そして、それに溶け込むRobbenのギターは、割と生々しいクランチ・トーンで、ブルース・フィール溢れるプレイにハマっています。

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Robbenは、東京JAZZ2006の後にLarry Carltonと一緒にブルーノート東京でライブをやりますが、うちの9月現場一発目はコレです。 楽しみだな〜。

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(追記)
このCD、中古屋さんで買ったものなんですが、中ジャケにRobbenのサインがあるんですよね。 前の持ち主が勝手に書いたのか本物なのか判別不能です。 なっちのサインだったら本物かどうか見抜く自信あるんだけどなあw