リボンの騎士ザ・ミュージカル　8/14公演

昨日も行ってきました、コマ劇場w　平日ですがお盆休みということもあってか、客の入りはS席後方の一部に空席があったくらいで、なかなかの盛況でしたね。　今週はパンフレットを買うと抽選で1名様に生写真セットとかいうのやってますが、その当選発表が終演後の場内放送という、なんとかプレイ状態ですw　10列○○番の××様おめでとうございます。　

本公演はみんな調子良さそうで、わたしが見た5公演の中では一番良かった気がします。　1日1公演の日なんで、多少なりとも余裕があったんでしょうか。　あと、小島さんは夜セットのギターを使用して、いつもどおりの好サポートでした。　小島さんといえば楽団ブースにはモニターが何台か置いてあって、ステージを上手側、下手側から撮った映像がリアルタイムで表示されています。　セットチェンジで直接出演者が見えないときはモニター見てるんでしょうね。　とうことで、ここからネタバレあり〜♪

□本編

冒頭のシーン、近くで見るとあややは無駄にエロいです。　おしゃぶりを咥えてる姿はどうみても○○プレイだw
大臣登場シーンの小ネタは"ズバっと"でした。
高橋愛ちゃんは一時期の疲労状態からは脱したようですね。　歌に関しては、第1幕第2場の庭のシーンではエンジンかかってなかったですが、劇が進むにつれて調子を上げていました。　それにしても、男役と女役のコントラストが見事です。　こういうのは多少大げさにしたほうが分かり易いんで、全然問題ないでしょう。　オカマ役はこれ以上強烈にやるとどうなるんだろw
第1幕第8場の大臣と魔女ヘケートのシーン、ふたりとも歌ばっちり。　吉澤さんは第6場の「王の死」は若干苦しそうでしたけど、こちらはいい感じでした。
ミキティはセリフ回しが若干早口な気がしますね。　聴き取りづらい部分がいくつかありました。
愛ちゃんの「リボンの騎士」は何回聴いても涙を誘います。
第1幕ラスト、マルシアさんのソロのバックで流れる小島先生のギター、サウンドといいフレーズといい、めちゃくちゃ痺れるぅ〜。　幕が降りる時の音楽もかっこいいですね。
第2幕頭の「牢番」と「よき日を願って」、13日昼よりだいぶ上手かった。　つーか、これ美勇伝のしか見ていないので、フランツ王子役が梨華ちゃんの回は、最初の方から見てるヲタとは逆に違和感あるだろうなあw
「戦いのとき」は亀ちゃんが若干不安定な時がありますが、本公演はばっちり。　ガキさんは相変わらず安定してました。
タレント・スカウトのさゆとれいな、これぞモーニング娘。ならではですよね。　見方によっては、宝塚テイストがベースのミュージカルにあって浮いているとも言えますが、扱いがコミカルで本筋のストーリーを彩るキャラクターとしては成功していると（ハロヲタのワタシは）思います。
第2幕第4場の「魔女2」のミキティ、特に良かったなあ。　小島先生も相変わらずの職人ぶりです。
その後の、サファイアが魔女ヘケートに魂を取られる瞬間の表情、何をきっかけに作ってるんでしょうね？　日によってタイミングがけっこう違うような気がします。　愛ちゃんがずれてるのか、ミキティがずれてるのか、両方なのか不明ですが。
個人的にサファイアとフランツ王子の決闘のシーン、めちゃくちゃ好きなんですけど、今日はミキティの調子が良かったのですごく引き込まれました。　"私の願いは叶えられる"の部分、狼で書き込み見るまでずーっとディレイかかってると思ってましたw　確かにふたりで歌ってますね。
そしていつもどおりにサファイアが息絶えるところで大の大人の涙w　それにしても、このシーンで愛ちゃんが流してる涙はほんとに美しいです。
決闘シーンも含め、そこからラストまで魔女ヘケートが重要なポイントになるので、ミキティのコンディションの良し悪しがモロに影響しますが、マジ痺れました。
サファイアが生きていることに気がつくフランツ王子、セリフの順番間違えてなかった。（初回は間違えてた）

□松浦亜弥
演技は初回と大差なかったなあ。　第1幕では笑うシーンが多いですが、笑顔はあややそのものだし、もうちょっと役作って欲しいなあ…　声のトーンを普段とあまり変えてないのも、あややがあややに見える原因のひとつですかね。
第2幕はそこそこ役作ってますが、気になるのはクライマックスで瀕死のサファイアに語りかけるシーン。　男とはいえ、かつて愛した人が死にかけてるんだから、悲しみの感情を強めに出したほうがしっくりくると思うんですが、勢いが強すぎて違和感がありますね。　表情自体は雰囲気出てるんで惜しい気がします。

歌は初日より大部進化というか適応してますね。　あややって歌に関しては器用なイメージがありますが、どちらかというと何回も歌ううちにだんだんモノにするタイプだと思っています。　最初のうちからそこそこのレベルでは歌えますが、それがどんどん良くなっていくのが歌手あややの醍醐味なんで、そこらへんは期待どおりでしょうか。　今日は一番最初のソロ「Mystery of Life」からお〜って感じでした。　
ただ、獄中で歌う「あなたに会いたい」なんかは、スキル的には全然問題ないものの、もうちょっと感情を込めてます風にしたほうが場面的にしっくりくるかな？　普通にうまいのはいいとして、劇の一部分として引き込まれるものが足りない気がします。　歌としてはちゃんと歌えていなかったりする愛ちゃんの「リボンの騎士」のほうが劇中歌としてははるかに上でしょう。
いずれにしろ、この先このままなはずはないんで、すごく楽しみなんだけど、あややゲストの最終回ってチケ押さえてないんだった。　やべえw

□フィナーレ

何が良かったかって、席がちょうど愛ちゃんの目線位置で羽で扇いでもらったことです。　以上w
カーテンコールは、吉澤さんの「何回でも足を運んで」という、いつものやつでした。

□その他
近くに「私たち宝塚関係で〜す」ってオーラ出しまくりのおねいさん3人組がヲタどもに紛れて座ってたんですが、途中で帰る様子もなく最後まで見てたんでとりあえず良かったw　さゆとれいなが演じるタレント・スカウトを見て微笑んでいたのが印象的でした。

とりあえず、こんな感じ。