カジュアルディナーショーの構造改革

歌を聴きたいヲタにとって最高な環境を提供しているカジュアルディナーショーですが、当選しないことには話にならないわけです。 んが、現状ではかなりの公演数をこなしているなっちですら、その当選率は当たったら超ラッキーくらいの低さなのは周知の事実ですね。 なぜそんなに低いのかというと、キャパが少ないという物理的な理由の他に、出演者が1推しではないヲタもこぞって応募してくるくらい公演内容が魅力的だから、という事実があるわけです。 
ですが、その出演者が1推しな落選したヲタ側から見れば「普段コンサに来ないやつがCDS当選しやがって世の中間違ってる」というのが本音でしょう。 そこで、出演者に必死な人がより当選しやすくなるようにするにはどうすればいいかを考察するのが本稿の主旨です。


□キャパを増やす
ラ・クロシェットのキャパが約80人しかないのがそもそもの間違いです。 かといってあんまりデカイ会場ではあの雰囲気は出せないと思うので、ここはひとつ、事務所に頑張って貰ってキャパ150人程度の新しいライブ・スペースを作ってもらうのが良さそうです。 ラ・クロシェットって駅から遠いので新しい会場は駅から近いところがいい、と思った人は素人です。 とにかく敷居は高いほうがいいので、市原市民会館の近所とかどうでしょう? すぐそばのデニーズの建物を買い取れば手間がいりません。 さらにデニーズとしてそのまま引き継げば評判の悪い料理もデニーズ並にはなるし、暇な時はデニーズのフリして営業できるし、一石三鳥とはまさにこのこと。 と、思ったけどあそこのデニーズでキャパ150人いけるかな…


□地方で開催する
いきなり不動産物色するのもなにかと大変そうなので、縁のある地方の会場を使うのも手です。 たとえば札幌のジャスマックプラザホテルとか。 地方在住で東京へ出るのがたいへんなヲタにも朗報でしょう。 
過去の実績からこれは効果がありますが、関東在住のヲタにとっては結果としてチケット単価が上がったのと同じになるので学生さんとか大変ですね。 が、高齢化社会におけるショービジネスとはかくあるべきという信念の元、おやぢ(おばはん)優先もやむなしでしょう。 学生さんは勉強が本分なのでハロプロなんかに現を抜かしている暇があったら教科書を開くのが正しい姿といえましょう。


□特典をなくす
歌には興味ないけどふれあいには興味ある、みたいな邪悪なやつらは全員排除すべし! ま、これやっちゃうと1推しのヲタにもダメージありますが、落選で他人が触れあってるよりも、ふれあえないけど当選の方が1024倍くらいはマシなのでそこはぐっと我慢です。
ふれあいで釣られてきたけど歌聴いて今までヲタじゃなかった人がヲタになる、というケースは十分考えられますが、ここでは自分が当選することが最優先なので、こういうマクロな視点は邪魔なだけです。


□申し込み時
複数公演をまとめて、その中からひとつだけ応募可にするのは効果ありそうです。 推しメンの公演がある人は迷わずその公演に申し込むでしょうが、DDな人は確実に分散します。
あと、申し込みがWebサイトでポチとかあまりにもお手軽すぎるので、ここはひとつ小論文も同時提出にしてはどうでしょうか。 出演者についていかに熱く語れているかが当選・落選の分かれ目です。 採点するのはもちろん出演者本人!ということにしておけば、提出する方も熱が入ること間違いなしです。


□抽選時
当選履歴を管理して、まだ当選してない人を優先的に当選させる、というのは至極まっとうなやり方ですが、単純な方法ではなくて重みをつけるのが良いと思います。 例えば、1回も当選していない人を100ポイントとしたら、1回当選する度に×0.5ずつポイントを減らすとか。 これで100ポイントの人は50ポイントの人の倍有利になるような抽選をします。 Aさんの公演に1回当選してる人がBさんの公演に応募したらDDペナルティとしてさらに持ち点×0.8なんてやればいいかもしれませんね。 と、思ったけどうちが困るので却下です。


う〜ん、実にいい案ばかりだなあ… 事務所の担当の方、ぜひご一考をお願いします。