The Jesus and Mary Chain/The Sound of Speed

Sound of Speed

あややのスタジオライブで思い出したけど、BBCに「Later with Jools Holland」というプログラムがあります。 日本ではCSのMUSIC AIRが配信していますが、Jools Hollandがホスト役の音楽番組で、ミュージックステーションとミュージックフェアの中間みたいな感じの番組です。　一応観客はいるので、あややのスタジオライブとは違いますが、なかなかクオリティの高いライブが見られるので好きでした。（うちがCATV化してから見られないですが…）
ゲストはかなりの大物から新人までバラエティに富んでるんですが、今まで見た中で一番印象に残ってるのが、Jesus & Mary Chainですね。　ノイジーなギター＋ポップなメロディ＋気怠いボーカルで独特のムードがあったイギリスのバンドですが、「Something I Can't Have」という上のアルバムに収録されている曲のライブがめちゃくちゃ格好良かったです。　曲がいい、というのが一番でかい要因ではあるけど、スタジオのブルー系の暗めな照明がぴったりハマってBBCスタッフいい仕事しすぎ！って感じでした。 ライブの現場に比べればかなり異質なテレビというメディアの特性を最大限に生かした演出で、もう言うこと無しでしたね。

上のアルバムはB面集みたいなもんなので、アルバム自体としては超オススメという程でもなかったりしますがw　もちろん、楽曲のクオリティは素晴らしいもんがあるので、聴いて損するとかいうわけではありません。　素直に彼らのオススメアルバムならこちらですかね。

Honey's Dead