安倍なつみ/一人ぼっち

一人ぼっち

一人ぼっち

唐突ですがw ヲタになると対象の人に対して盲目になるタイプと、逆にハードル上げちゃうタイプがあると思いますが、ワタシは後者ですね。 なんでもマンセーできれば幸せなんですが、愛していればこそ期待値が高くなるのはしょうがないと思います。
んで、このアルバムですが、手抜きアルバムの見本みたいな作品です。 既出曲の○○Versionの多用と、収録したらバランスくずれるのわかってる楽曲をあえて収録しているのがアレですかね。 時間切れでえいやっ!とリリースしたような印象を受けます。 ジャケ写がかわいいのが唯一の救いといっても過言じゃないでしょうw


当時、このアルバムの内容がわかったときはすごくがっかりしました。 もちろん、個々の楽曲におけるなっちの歌唱はいい感じだし、新曲となる「恋した女の子どすえ」、「…ひとりぼっち…」、「あなた色」、「腕組んで帰りたい」は、バラエティに富んでいて、かつ、なっちらしさに溢れた仕上がりになっていて納得できる出来です。
ですが、アルバムとしてリリースするならトータルのバランスがとても大事だと思います。 既出シングルを集めたベストアルバムならいざしらず、記念すべきファーストオリジナルアルバムなので、作り手の思い入れを感じさせるレベルまで作り込んで欲しかったと思いますね。 1推しのもうひとり、あややのファーストアルバムはハロプロ系名盤のひとつです。 まあ、事務所の力の入れ具合が半端じゃなかったし、リソースもつぎ込めた時期だったので比べるのはあれですが… amazonで「松浦亜弥」で検索して売れている順番でソートすると、あややのファーストアルバムは9位に登場しますが、なっちのファーストアルバムは同様に検索して22位なところに、ヲタの評価が如実に現れていると思いますね。


過去のことをグダグダ言っててもしょうがないので、2ndアルバムに期待でしょうか。 美勇伝のファースト、娘。の7thと、それなりのクオリティできてるのでここはこの流れに乗って、といきたいところです。 「恋愛戦隊シツレンジャー(安倍Version)」と「好きすぎて バカみたい(安倍Version)」あたりはありそうですが、意表をつく既出曲の安倍Versionを持ってきたらどうしようw シングル全部収録すると新曲がそれだけ少なくなってしまいます。 娘。7th並の7曲とまでは言いませんが、せめて5曲くらいはお願いしたいもんです…