ピュアオーディオ

PCでmp3再生しながら、つんく♂公式サイトのインタビュー記事読んでて、「そいや、うちもオーディオに凝ってたなあ」としみじみ感慨にふけりました。 うちみたいな共同住宅住まいだと、ピュアオーディオってある時点で部屋の問題で挫折しちゃいますね。(完全防音のリスニングルームを作れるくらい甲斐性があれば別ですがw) 一度でも良い環境でそれなりの音量で音を聴いてしまうと、音の大きさという物理量の壁がいかんともしがたく感じられてしまいます。 ニアフィールドでの、小音量時のクオリティを追求するという方向もありますが、ぶちゃけ、でかい音の魅力には勝てません。


凝ってた、といってもハイエンドには程遠い域でしたが、それなりに楽しかったです。 当たり前ですがハロプロとか無かったので、聴くのはジャズ/フュージョン系が多かったのですが、音楽嗜好はプアオーディオ化してる今もあんまり変わらないかもw
当時、YAMAHA製のNS-1000Mという大ベストセラーのスピーカーがあって、それを軸にいろいろそろえてました。 このスピーカー自体は1本100K程度でしたが、ソリッドで繊細な独特の音で、ファンも多かったと記憶しています。 ちなみに、アンプはAccuphaseのエントリーモデル、ターンテーブルDENONのダイレクトドライブ、アームはSAEC、カートリッジは… みたいな感じのシステムでした。


このNS-1000Mを購入したとき、在庫がなくて生産待ちになったのですが、いきなりYAMAHA本社の人から電話がかかってきました。 「塗装工程でちょっとミスがあってロット全部パーになった」という旨のお話でしたが、咄嗟に「その没になったのクレ!」と返事しそうになったのは言うまでもありませんw 今から考えると個人情報の扱いが杜撰すぎる気はしますが、大メーカーとはいえ職人気質みたいなのが残ってる感じがして、ちょっとうれしかった記憶があります。

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今の環境はPC→Audiotrak MAYA 5.1USB→KENWOOD RD-VH7→AKG K-501/audio-technica ATH AD700です。 かつての面影はありませんが、とりあえず楽しく音楽聴けてるのでいいかなw