Steve Morse Band/Southern Steel

Southern Steel

Southern Steel

Steve Morse Band名義のアルバムです。 1991年リリース。 Steve Morse Band名義の作品は基本的にハードな路線なので、Jeff Watsonがゲスト参加している1曲目の「Cut to the Chase」からハードです。 他の楽曲もどちらかというとハードなナンバーが多く収録されています。 「Vista Grande」や「Point Conterpoint」など、得意のクリーントーンが美しく響く楽曲も収録されていますが、全体的な印象としてはハードなアルバム、という感じ。 やたら「ハード」って繰り返してますが、「ハードロック」という意味じゃなくて、Steve Morseのハードな側面が表に出てる、くらいの意味です。 以前紹介した ソロ名義アルバム「Hightension Wires」とのコントラストが見事です。 ちなみに「Hightension Wires」は1989年リリース作品です。


バンド自体はシンプルな3ピースなので、Steveのギターサウンドを堪能するにはぴったりなアルバムのひとつだと思います。 奇をてらったようなアレンジの楽曲もないし、妙に浮くようなテイストの楽曲もありません。 シンプルな構成でマル。 ギターインストアルバムの佳作と言ってもよいでしょう。 Steve Morseを聴いたことがない、という人にもオススメの1枚。