W(ダブルユー)&Berryz工房コンサートツアー「ハイスコア」感想

千秋楽公演はとにかく辻&加護コンビの良さがものすごく出ていたように思いました。 MCなんかはグダグダですが、歌で片方がちょっとニュアンスを変えて歌うと、相方はそれに即反応して返します。 娘。時代も含めればかれこれ5年くらいコンビ組んでるってのは伊達じゃない、というのを実感。
あと最終公演ということで、やたらハイテンションでした。 「愛の意味を教えて」とか、ののたん半分壊れかけですw 基本的に笑顔全開で楽しそうでした。 
たこ焼きにかけるものが、「やっぱ、あいぼんでしょう」とか、意味はめちゃくちゃですが、愛情が感じられて聞いてるほうもにっこりという感じ。


今回の合コン形式の意図は不明ですが、WとBerryz工房が同じ曲を歌うと、スキル差がありすぎて話になりません。 今回はちゃんと生歌(妙な表現ですがw)の部分もあって、ごまかさずにストレートにきたのは評価できますが、もうちょっとがんばってね、という感じ。 梨華ちゃんが8人いるという感じです。(「梨華ちゃん」は記号的な意味しかありません、念のためw) フロントの4人が全員スキル不足なので、余計にそう感じるのかもしれませんが。
Berryz工房の魅力は歌だけではない、と言う人いるかもしれませんが、楽曲がいい感じなの揃ってるだけに非常に惜しいと思います。 「妙にうまかったらしらける」なんてひねくれた見方もあるけど、やっぱ歌はうまいに越したことはないでしょう。 ダンスなんかのフォーメーションはそれなりに形になっているので、この先期待というところでしょうか。


意図不明といえば、仕切りが完全にWまかせなのが気になりました。 Berryz工房の誰か、たとえばキャプテンあたりにまかせて、Wがフォローにまわる、というような形を一部分でもいいから取り入れれば良かったかと思います。 
年齢的にリハの時間がとりにくいから、しょうがないかもしれませんが、多少無理してでも、そういう風にしたほうが合コンのメリットがあったのでは。 観客のほとんどがヲタなので、多少ぎこちなくても暖かい目で見てもらえるという、環境的にはピッタリな場なだけにもったいなかったかもしれません。


他の感想としては、須藤さんの笑顔が印象に残りました。 いつも半分死にそうな感じで踊ってる彼女ですが、今回の公演ではいい笑顔が目立っていたと思います。 いつも通り、死にそうにしてる場面もありましたけどw
あとは、一番ちっちゃいキャプテンの清水さんもダンスでは人一倍メリハリがあって良い感じでした。 非ヲタから見ると、すでに中間管理職っぽいポジションに感じられますが、グループにおけるそういうポジションってすごく大事なので、がんばってもらいたいものです。