Thy Majestie/Hastings 1066

HASTINGS 1066

HASTINGS 1066

Thy Majestie(Offcial) ※いきなり荘厳な音楽流れるので注意w
http://www.thymajestie.com/


イタリアのエピックメタルバンド、Thy Majestieの2ndアルバムです。 「エピックメタル」ってRhapsodyあたりの荘厳な感じ(大げさともいう)のメタルらしいですが、メタルのこういうカテゴライズってよくわからないので気にしなくても良いでしょうw


本作ですが、1066年にあったへイスティングの戦いをモチーフにした作品です。

1051年、英国のエドワード懺悔王との間に「自分の死後、イングランド王位継承権を譲る」との密約を交わしたフランス王国のノルマンデイ公ウイリアムは、その後、エドワード懺悔王が約束を守らず、妻の弟のハロルドを王に指名し息を引き取ったことに激怒し、1066年、英国へと侵攻。 イングランド南東岸へと上陸し、何度かの敗退をものともせず、騎馬隊と弓兵隊をウマく使った戦法で対にハロルド2世を打ち破って、同12月25日、ウェストミンスター大寺院で戴冠。 ここにイングランドのノルマン王朝が始まる… のだが、そのキッカケとなった最終決戦の地が、英国南東海岸に位置するヘイスティングであり、1066年10月14日、イギリス軍とノルマン軍が激突したその戦闘を歴史上"ヘイスティングの戦い"と呼ぶ。
(ライナーより)

日本盤は対訳がついてるので、買うなら日本盤でしょう。 とにかくドラマティック。 オペラやオーケストラによる短いパートで曲と曲を繋いでいますが、そういうパートはいうまでもなく、メタルパート(?)もオペラ風オーバーダブなどを配して荘厳なムード満点です。 演奏自体は技巧に走ることもなく、楽曲にマッチしてて良い感じです。 いたずらに転調しまくったり、無理矢理な変拍子使ったりとか、この手の音楽にはありがちですが、そういった部分がないのが好感度アップ。 もちろん、こんな音楽やってる連中なのでテクニカル面が稚拙とかいうわけではないですが。 しいていえばボーカルがちょっと個性足りないかな?と思いますが、気になるほどではありません。


荘厳でドラマティックでメタルな音が好きな人なら、絶対ハマること間違いなし。
話全然かわりますが、Virgin Steeleもエピックメタルに分類されてるらしい。 「The Marriage of Haeven & Hell」って良いアルバムですね。 紹介しようと思ったけど例によってCDが見つからないのでやめw

Marriage of Heaven & Hell

Marriage of Heaven & Hell