David Grisman/Hot Dawg

Hot Dawg

Hot Dawg

Hot Dawg(TowerRecords)
David Grismanは、分野的にはブルーグラス系のマンドリンの人です。このアルバムには
他にTony Rise(G)、Stephan Grappelli(V)、Eddie Gomez(B)などのミュージシャンが
参加しています。プログレッシブ・ブルーグラスとか訳のわからんカテゴリーになってたり
しますが、聞けば納得の格好良さ。いわゆるDawg Musicの定番アルバムです。
アコースティック系が好きならぜひ聞いてみるといいかも。とにかく尋常じゃないノリと
いうかスウィング感にやられます。「Minor Swing」などのアップテンポな曲はもちろん、
スローなナンバーのノリが気持ちよすぎて鳥肌立ちます。達人技は次元が違うというのが
如実に実感できて、しかも心地よいというお得なアルバムです。
〜追記〜
マンドリンは自分で弾けませんのでただ口をあけてあんぐりですが、ギターのTony Riceの
プレイがすごいかっこいい。プレイ自体、普通にかっこいいのですが、音が出てない時間
がすごいってヘンな言い方ですが、いわゆるタイム感のすごさを感じさせます。
ものすごい速弾きとかじゃないので音の並びだけなら同じように弾けるかもしれませんが、
こういうノリは100万年練習しても出せないよなあ。すげー。