Micael Lee Firkins


その昔、シュラプネル系ギタリストが流行ってた頃の人です。
流行ってた、ってのはちと違うか。
YAMAHAがエレキのPacificaシリーズを発売するときに、この人がプロモーションの
一環としてプッシュされてた記憶があります。
※上の写真でプレイしてるのがPacificaシリーズのギターです。
それ見てPacifica買ったお調子者のギターキッズが全国に100人くらいはいたでしょう。
わたしは当時Fender命だったので、「けっ」って感じでしたが、いま小銭があったら、
一本くらい買ってもいいかな。
ちょっとさわったことありますが、弾きやすいけどヘンな音だなあって印象でした。
今や「Pacifica」といえばAMDのCPUハードウェア仮想化技術のほうですが。

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プレイスタイルはちょっと変わってて、フィンガーピッキング多用、アームを使って
スライド奏法っぽい感じを出したりとか。カントリーっぽいリックも。
フィンガーピッキング絡めてのコードプレイとか、けっこう格好良かったです。
上の写真、わかりにくいかもしれませんが、カポつけてます。
ブルースギタリストには良くいますが、弾き倒し系でカポつけてる人は珍しいかも。
デビューアルバムはギターインストものとしては良い出来じゃないでしょうか。
あと、Jason Beckerが難病に罹ってから制作された2ndアルバムで、Jasonの代わりに
ギター弾いてたりします。
Jason Beckerは、ヘビメタさんにギター弾けるへんな外人役で出てたマーティさんが
昔やってたバンド、CACOPHONYの相方ですね。

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最近はシュラプネル系のアルバムはほとんど聞きませんが、この人のアルバムだけは
たまに無性に聞きたくなるなあ。