Juice=Juice 宮本佳林 バースデーイベント 2017 ディファ有明(2017.12.1 19:00)

毎年師走の恒例、宮本佳林ちゃんのバースデーイベントを見てきたので軽く感想でも。 今年の会場はディファ有明ということで、埋もれ席だったらどうしようと心配していましたが、そこそこ良い席だったので一安心。 ちなみに公演時間は70分弱でした。 以下、ネタバレ全開! 写真は12/5、名古屋公演の会場となるミッドランドスクエア シネマ2のエントランスです。
ミッドランドスクエア シネマ2


ギターで弾き語り

この公演、二番目のトピックはこれでしょう。 下記セトリのとおり、森高千里パイセンの「雨」をギターで弾き語りしていました。 で、使っていたギターが、フジゲン(FGN)製のメイプルネックでビンテージスタイルなタバコサンバーストのストラトモデル(ピックガードが1プライで8点留め、トラディショナルなタイプのブリッジ)という*1。 私物かどうかは不明です。 ちなみにアンプはマーシャルのJCM2000+モデル名不詳のキャビネットで、弾き語りには若干ミスマッチなクランチ気味のセッティングだったのはご愛敬でしょうか。 左手のフォームとかコードチェンジのスピードとかはそこそこイケていましたが、右手の方はいかにも初心者といったところで、ご想像どおりです。 が、歌の実力はハンパないですからねー。 聴かせるという意味では大成功だったように思います。 過去、ギターを練習していると公言したハロプロメンバーは何人かいますけど、みんなフェードアウト気味なんで、佳林ちゃんにはこのまま飽きずに続けて欲しいものです。

自作曲を披露

一番のトピックはなんといってもこれ。 DTMに嵌まっている話は有名なので色々とやっているんだろなーとは想像していましたが、まさか人前で披露できるレベルの自作曲が、オケも含めて完成していたとは。 タイトルは "ピンクモーメント(表記不明)" で、一言でいえばコンサバティブなアイドルソングでしょうか。 アレンジも含めて、そこはかとなくコピンク路線っぽいです。 DTMの指導を大橋莉子さん*2に受けているそうで、サウンド面に関しては「ほぼほぼ8割は大橋さんのおかげ」と語っていました。 作詞に関しては、児玉雨子さんにアドバイスを貰ったらしいです。 詞の内容は空がピンク色に染まる時間はどこもかしこもピンク色で色々と思うことがありますーみたいな可愛らしい感じ。 まったく伝わらないと思いますがw これが妙にリアルな失恋ソングだったりしたら卒倒しそうなヲタ抱えてるんで、さすがだなーと。 ちなみに、イベントのオープニングBGMなんかも佳林ちゃんの作曲だそうです。 将来が楽しみですね。

セットリスト

セットリストはこんな感じ。 開演からMC無しでM12まで一気です。 佳林ちゃん最大の魅力は、なんといっても、その歌声でしょう。 アイドル然とした佇まいに相応しい、ソフトで包み込むようなタッチの歌を聴いていると、みんな幸せになれます。 Juice=Juiceの楽曲群では歌声を生かし切れているとは言い難いので、今回のようなソロ現場は貴重ですね。 またの機会があれば、万難を排して参加したいところです。

オープニングBGM / 作曲:宮本佳林
M01. 銀色のテレパシー(Juice=Juice)
M02. 最高視感度(feat.コピンク)
M03. 有頂天LOVEスマイレージ
M04. 大きな愛でもてなして℃-ute
M05. 独り占め(つばきファクトリー
M06. 晴れ 雨 のち スキ(モーニング娘。さくら組
ロダンス / 作曲・振付:宮本佳林
M07. 愛の園 〜Touch My Heart!〜モーニング娘。おとめ組
M08. What is LOVE?(モーニング娘。'14)
M09. 奇跡の香りダンス。(松浦亜弥
M10. 記憶の迷路(High-King
M11. Do it! Now(モーニング娘。
M12. 雨(森高千里) ※ギターで弾き語り
M13. ピンクモーメント(作詞・作曲:宮本佳林 / 編曲:大橋莉子)

追記

MCはニレンジャーの川田青澄さん。 ビデオメッセージで工藤遥ちゃん、梁川奈々美ちゃん、サプライズゲストとしてケーキを乗せたワゴンを押しながら、金澤朋子ちゃん登場。 最後、捌ける時に客席フロアに降りて、上手外側通路〜22列前の通路〜下手外側通路を通って、そのまま下手側ドアから退場。

*1:仕様からするとありがちな57年モデルのレプリカというかオマージュモデル

*2:つばきファクトリー低温火傷」の作曲者